住いのガイドブック TOP > カテゴリー検索
検索結果 4
  火災
火事を発見したら、大声で「火事だ!!」と近所に知らせ、 119番通報等近所との連携プレーで火災を最小限にくい止めることが 必要です。 ◆自宅で火事!!!  耐火構造のマンションは、各住戸が防火区画となっていますので、  延焼のおそれはほとんどありません。あわてず落ち着いて対処する  ことが大切です。 ・まず初期消火が大切です。出火直後は家庭用消火器で十分消せる  ものがほとんどです。また天ぷら鍋やストーブは、水に浸した  バスタオルやシーツ等でおおい、空気をさえぎれば消すことも  できます。 ・炎が燃えあがったら、無理をして一人で消そうとせず、  勇気を出して大声で「火事だ!!」と、近所に知らせ、119番通報  など協力を求めましょう。 ・119番への通報は、  (1)出火場所の住所、マンション名を伝える。  (2)出火階数を必ず伝える。  この2点をあわてず、正確に。 ・炎が天井まで達したら、素人の消火では無理です。  窓や玄関ドアを閉めて、素早く避難してください。 ※家庭用消火器を備えておきましょう。  消火器にも寿命がありますので、定期的に消火液を交換して  ください。 ◆となりが火事!!! ・119番へ通報すると同時に、廊下などに設けられた火災報知器の  ボタンを押して、他の居住者に知らせてください。 ・その後、窓や玄関ドアを閉めて素早く避難してください。  (上階が火事の場合は、放水による大量の水漏れが予想されます。 ) ◆火災報知器  廊下などに設置されている火災報知器は、マンション内に火災を  知らせるもので、消防署には通報されません。報知器の押ボタンを  押すと同時に、忘れずに119番通報してください。 ◆避難ルートの確認  万一の場合に備えて、事前に家族で避難ルートを確認しておきま  しょう。バルコニーからは蹴破り戸を破って隣戸へ、避難ハッチを  開けハシゴで階下へ等、位置と取扱い方法を知っておけば、素早く  安全な避難ができます。 ◆消防・防火訓練に参加を!  消防署や町内会、管理組合で実施する消防訓練には積極的に参加し、  いざという時の避難方法、連絡の確認、消火器の使い方などを  習得しておきましょう。 ◆安全のための小さな習慣  出火原因の多くはコンロからの火災やタバコの不始末。  調理中に電話やインターホンが鳴ったり、ほんのちょっと火から  離れる時でも、コンロの火は必ず消しましょう。  あとタバコの始末は確実に、また寝タバコはもっとも危険なので  やめましょう。近年放火による火災も多いので不審者を見かけたら  110番することも心がけましょう。
  地震
1.日常の備え ◆家具を固定する!!  家具の転倒を防ぐため、転倒防止器具等を利用して固定します。  取付け位置によっては天井や壁を破損する恐れがありますので、  固定方法にも注意が必要です。 ◆家具や棚の上は整理整頓!!  ガラス製品や重い物など落下して危険な物は、極力置かないように  しましょう。 ◆避難通路の確保!!  バルコニー・廊下などに避難の障害になりそうな物は、日頃から  置かないようにしてください。 ◆避難場所の確認!!  緊急時の避難場所や避難通路を確認し、連絡方法も家族と  話し合っておきましょう。 ◆断水に備えて!!  浴槽に水をためておくと、いざという時、  大変貴重な生活用水となります。  ただし、結露防止のために必ずフタを  してください。 ◆非常持出品の準備!!  飲料水・食料は最低3日分。  救急医薬品・懐中電灯・ローソク・  ラジオ・予備の電池・毛布・  ビニールシート(大)・厚手の  ポリ袋・ライター・卓上コンロと  ボンベ・軍手・ティッシュ。  貴重品としては、通帳・印鑑・  保険証・権利書・現金など。  また、家族の状況によって、  粉ミルクや常備薬など、必要な物をリストアップして  すぐに持ち出せるよう備蓄しておきましょう。 ?地震が発生したら ◆グラッときたら!!  まず身の安全を確保しましょう。揺れがおさまるまでテーブルの  下などに身を隠し、家具の転倒や落下物から身を守りましょう。 ◆火の始末!!  地震の二次災害でおそろしいのは火災です。  火元を確認し、確実に火の始末をしてください。 ◆電気を止める!!  分電盤のアンペアブレーカーのスイッチを切り、住まいに送られる  電気を止めましょう。 ◆避難口を確保!!  ドアや窓が歪んだり、破損して開かなくなることもありますので、  ドアや窓を開けて避難口を確保しましょう。 ◆避難は階段で!!  地震や火災の際には階段で避難しましょう。  万一、エレベーター内で地震を感じた時は、安全装置の有無に  関わらず、全ての階のボタンを押し、停止した階で素早く  エレベーターから降りてください。 ◆慌てて外に飛び出さない!!  ガラスの破片や看板などの落下物・ブロック塀等で思わぬケガを  することがあります。落ちついて、慎重に避難してください。 ?揺れがおさまったら ◆救援活動!!  マンション内や近所でケガ人が出た場合、救援活動に協力しま  しょう。万一に備え、居住者全体の協力体制を確立しておくことも  大切です。  ◆避難の際は!!  避難する時には、二次災害防止のため「ガスの元栓を閉める」・  「電気のブレーカーを落す(電気が復旧した際の通電火災を防ぐ)」  これらは必ず行いましょう。  そして戸締りも必ず、確実におこないましょう。  自家用車の使用は消火、救助活動および復旧作業の妨げとなります  ので、極力避けましょう。 ◆余震に注意!!  大地震の後には、必ずかなり大きな余震があります。揺れが一旦  おさまっても、安全第一に慎重に行動してください。 ≪阪神大震災から学んだ防災の知恵≫ ◆用途多彩な厚手のポリ袋  ポリタンクの代用・寒さや雨をしのぐポンチョ・段ボール箱に  敷いてトイレ代わりに等、厚手のポリ袋は工夫しだいで色々と  利用でき、衛生面でも大いに役立ちます。 ◆通信手段  携帯電話やパソコンがつながるのであれば、SNSを活用し、  安否を知らせることも有効な連絡手段です。  公衆電話は災害時には優先的に回線が確保され、固定電話より  かかり易く、災害伝言ダイヤルを利用できます。  ただし、停電等によりテレホンカードや100円玉が使用できず、  10円玉だけが使用できたこともありますので、10円玉を常備して  おきましょう。 ◆貴重な水の有効利用  給水車に頼らざるを得ない生活では、限られた水をいかに有効に  使うかが大きな問題です。  一杯の水で米をとぎ、そのとぎ汁で顔や手を洗い、最後にトイレを  流す。そうした水の有効利用が必要になります。 ◆自家用車が備蓄庫  とっさに持ち出せない防災備品も、車のトランクに常備しておけば、  建物が被害を受けた場合にも役立ちます。
  台風
◆バルコニーの排水口のゴミを掃除してください。  豪雨の際、排水口が詰まると水があふれ、室内に浸水したり、  階下に漏水することがあります。 ◆植木鉢や物干し竿など風で飛ばされるおそれのあるものは、  しっかり固定するか室内に取り込んでおきましょう。 ◆窓をしっかり閉め、鍵をかけ、さらに窓枠下に雑巾などで  詰めものをして、雨の吹き込みを防ぎましょう。 ◆窓ガラスに飛散防止として内側から布のガムテープを縦横斜めに  貼り、カーテンも閉めておいてください。 ◆換気口のフタを閉じ、外側にはガムテープ等で一時的に目張りを  してください。 ◆停電に備えて、携帯用ラジオ・懐中電灯・電池・ローソク等を  準備してください。 ◆ピット式機械駐車の場合、事前に車を安全な場所に移動しておいて  ください。 ◆垂れさがった電線は、危険ですから自分で処理しようとせず、  近寄らず、各小売電気事業者へ連絡してください。
  身近な事故
1.転落・落下事故の防止 マンションライフで日常的に遭遇する事故には、落下や、 ぶつかったり、はさまれたりといった事故等があります。 特にマンションは高さがあるので、転落や落下物による事故には 十分な注意が必要です。 ◆バルコニー・階段・廊下・窓の周辺等には、荷物等を置かない  ようにご注意ください。 ◆廊下、階段等の手摺りは通常時の安全を考慮した高さ(床から  1,100mm程度)で設置されています。  この高さを乗り越えて屋上や屋根等に出ることまでは想定して  いません。 ◆廊下・階段室に設置されている消火器は、火災の時以外勝手に  動かさないでください。いたずらによる落下等により、死亡事故に  つながることもあります。 ?漏水事故の防止 漏水の原因には、給排水設備の不具合と、居住者の不注意等による ものが考えられます。万一、階下に漏水させた場合には迷惑をかける だけでなく、当然のこととして天井・壁・畳等の補修費や、衣類・ 家具等の損害賠償も発生することがあります。 ※保険会社等に任せきりにせず、誠意ある対応が必要です。 ◆便器…紙おむつ・ティッシュペーパー・生理用品等は詰まりの  原因になります。万一、詰まらせてしまったら、あわてて水を  流してあふれさせないよう注意してください。 ◆トイレのロータンク(手洗い付)…手洗い器の上蓋にビー玉等  装飾品を置いて、穴を詰まらせると、ロータンクに水が流れ込ま  ないため、ボールタップが機能せず水が止まらずに漏水事故に  つながるおそれがあります。 ◆バルコニー・廊下の排水口…バルコニー・廊下は防水してありま  せんので、漏水するおそれがあります。排水口の枯れ葉やゴミは  こまめに取り除いてください。エアコンの水は排水溝または決め  られた排水口まで導いてください。 ◆玄関の床…防水してありませんので、掃除の際、散水は厳禁です。 ◆流し台・洗面化粧台…無理な品物の出し入れで、流し台・  洗面化粧台下の配管を傷つけたり、接続部分を緩ませると、  そこから漏水しますので注意してください。 ◆洗濯機用防水パン…洗濯機パンの下は防水してありませんので、  洗濯機を設置する際ひび割れをつくらないように、  また排水ホースは排水口に確実に接続してください。 ◆ユニットバス…毛髪・糸くずで排水口がふさがれてしまうと、  浴槽の水等が排水されず、浴室から水があふれ出してしまいます。  こまめに掃除してください。 ◆水栓の閉め忘れ…断水の際や冬期の凍結時など、閉め忘れた水栓  から復旧後に水が流れ続け、水をあふれさせてしまうことがあり  ます。断水の時や冬期の凍結時には、注意してください。 ◆ジャロジー(ガラリ窓)…風雨の強い時は、雨風が吹き込む  おそれがありますので、テープで目張りをしてください。 ◆電気温水器…電気温水器からは、余分なお湯が排水口に流れます。  排水口にゴミが詰まらないように注意してください。
(C)Seiwa-fudousan-hosho.ltd.All.Rights Reserved