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  結露について
◆結露とは、温度差により空気中の水蒸気が水滴となる  現象をいいます。  冬期には、夜間の放射冷却  (晴天日の朝が最も冷却)により  コンクリート壁が冷込み、  さらに夜間の暖房停止後の  室内温度の低下により発生します。  寒い冬ほど換気が必要です。  1日に2-3回、換気のために  3分間ほど窓を開けてください。  サッシ窓についている小窓や換気扉、  部屋の換気口は常に開けておいてください。  また、調理時や入浴時は必ず換気扇を回してください。  ガス・石油ストーブや加湿器の使用は極力控える事が  結露を防ぐ為には重要です。 ◆結露には、目に見える?表面結露と  建物の内部で起こる?内部結露の二つがあります。 ?表面結露  朝起きると窓ガラスの表面にびっしり水滴がつく。  冬、締め切った部屋の中で鍋物やお湯を沸かすと  窓等に水滴がつく。  結露を放置すると、湿気による表面の汚れ  だけでなく、カビ、ダニの発生源にもなります。  結露が生じたら、乾いたタオルでこまめに  ふき取りましょう。 ?内部結露  押入の床や壁のクロスからカビが生え、あるいは湿っている。  畳をめくると畳の裏面と床が湿気ている。  晴れた日には窓を開放し、押し入れやクローゼットを開けて、  湿気をこもらせないようにしましょう。  こまめに拭き取り、こまめに換気が重要です。 ※結露、カビによる、家財衣類等の汚損損傷については、  補償は一切できません。  結露、カビの防止には充分注意してください。
  カビについて
◆カビが発生する箇所 1.結露の発生する場所(外周に面した壁、押入) 2.湿度が高くなる水回り(台所、浴室、洗面所、トイレ) 3.空気の対流しない場所(家具裏) ◆家の中で一番カビの発生しやすい場所は浴室です。 ◆カビ対策 1.入浴の最後に湯で浴室の壁を洗い流します  (熱いお湯で流すと殺菌にもなります)。  その後、冷水をかけ、浴室内の温度を下げます。  最後に窓を開けたり、換気扇を回して乾かしてください。  余計な湿気を外に出すことが効果的です。 ?水蒸気がこもったらすぐに換気。 ?上がった温度が下がる前に換気をしましょう。  暖房を止めた後と就寝前の換気を忘れないようにしてください。  また、温湿度計を使ってチェックしてください。  暖房の設定温度を低め(18 ? 20℃)にすると、  朝方の結露を防ぐことができます。 ◆カビを見つけたら、消毒用エタノールで拭き取ります。 ?カビにエタノールをスプレー(100円ショップなどで購入)  で吹き付けます。 ?エタノールを染み込ませた乾いたぞうきんで  カビの生えた場所をそっと拭く。 ?カビが取れたら防カビ対策としてもう一度エタノールを  スプレーする。 以上でおおよそのカビは取り除くことができるでしょう。 ただし、エタノールはアルコールです。 大変引火しやすいので、使用する際は火の気に十分注意してください。 また、肌の弱い方はゴム手袋等で直接エタノールに触れないように してください。 ※濡れぞうきん等で拭き取ると湿気を与え、  カビの菌が広がるのでNGです。 ◆エアコン使用にも注意が必要です。  機械内部がカビで汚染されている  ことが多いため、始動時には30分  ほど送風運転でカビの胞子を飛ばし、  開放した窓から外へ出します。  止める前も送風運転に切り替え、  カビの原因になる内部にたまった  水滴を乾燥させると有効です。 ※結露、カビによる、家財衣類等の汚損損傷については、  補償は一切できません。  結露、カビの防止には充分注意してください。
  24時間換気システム
◆浴室・洗面所・トイレが一体となった連動型の換気扇の場合は  全ての換気扇スイッチを切らないと止まりません。  仕様によっては、数分後に止まる設定もあります。  24時間換気システム設置物件の場合は常にONにしてください。
  ダニについて
◆マンションの気密化が進んだため、近頃ダニによる  被害が増えています。特に畳によく発生しています。  ダニは高温・多湿のところに発生するので、お部屋を清潔にして  天気の良い日は十分に通風し、畳等を乾燥させてください。  また定期的に畳干しするのも効果的です。 ◆市販のダニ取り剤では、なかなか畳のすみずみまで  駆除することは難しいようです。  使用される場合は何回か繰り返して行ってください。 ◆新しい畳は1年以内が特に発生しやすいと言われています。  通気・換気をこまめに行なってください。
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